救助用バスケットで乗客を降下させる訓練に取り組む参加者=那賀町和食郷

 大勢の初詣客が訪れる正月を前に、四国霊場21番札所・太龍寺と那賀町和食郷の道の駅・鷲の里を結ぶ「太龍寺ロープウェイ」(全長2775メートル)で28日、職員と町消防署、那賀署による合同救助訓練があった。

 ロープウエーのモーターが故障し、乗客が地上約50メートルでゴンドラに閉じ込められたとの想定で実施。乗客を備え付けの救助用バスケット(直径50センチ、高さ150センチ)に乗せ、地上の救助係と連絡を取り合いながら、ロープを使って降下させた。

 ゴンドラ内で乗客を誘導した四宮美保車掌は「緊張したが、マニュアル通りにできた。ロープウエーは1992年の運行開始以来、無事故を続けているので安心して乗ってほしい」と話している。

 ロープウエーは元日は午前6時から、2日以降は通常通り同8時から運行。正月三が日で約4千人の利用を見込んでいる。