29日、県内は台風12号の影響で、雨が降り風も強かった。そのため、うねりを伴って波が高く渡船も多くが休業した。次第に天候は回復したがうねりは残っており近場の波止や岸壁ではほとんど釣り人はいなかった。荒れ後はチヌなどがよく釣れるが安全には十分に気を付けていただきたい。
[波止]<津田沖ノ一文字>28日、赤灯でサビキ仕掛けを使い10センチ前後のアジ400匹。
[友釣り]<勝浦川>29日、平水より20センチの増水で薄濁り。7時から9時間、沼江と横瀬周辺を探り歩き17~22センチのアユ30匹。27日、平水より20センチ減水で濁りなし。15~20センチのアユは、7時から9時間、イナバ周辺で徳島市の人が25匹。阿波市の人が20匹。徳島市の人が20匹。
<海部川>29日、平水より10センチの増水で濁りなし。大井周辺を12時から5時間探り歩き15~20センチのアユ22匹。周辺で同型20匹。
[潮入り川]<今切川>29日、加賀須野橋周辺で14時半から3時間、沖アミを餌にウキ下3ヒロ前後でモナリザ釣親睦会の榊貴秀さんが40~58センチのチヌ5匹と25センチのキビレ1匹。(県釣連盟報道部)
■コラム
<夕釣り>今年は日中の気温が高く釣りに行くのをちゅうちょするほどだが、日が沈み始める夕方には温度が下がり少しは過ごしやすくなる。夏場はチヌやキビレなどが夕釣りでよく釣れる。ムシエサを使いフカセ釣りや投げ釣りなどで狙うのが基本だが深場を釣るより昼間では考えられないような浅場の方が多くアタリがある場合がある。特に障害物がある所は餌も豊富にあり、魚も多く集まりやすい。夕釣りは基本的に狙った場所に魚がいればすぐに反応が出るときが多いため、アタリがない場合は少し狙う位置を変えてみたり大胆に誘ったりすれば良い結果が出るときもある。日中と違い日暮れ後は視界も悪いため足場の悪い所ではサオを出さないことが重要だが夕涼みがてらに少しの時間でも楽しむこともできるためおすすめだ。