東みよし町と三好市の書道愛好家でつくる「墨遊会」が30日、同市池田町州津の箸蔵寺で大書パフォーマンスを披露し、今年を象徴する漢字として「流」の字を書き上げた。
吉野川上流で2017年のラフティング世界選手権の開催が決まったことや、同市東祖谷でギネス記録を上回る長さの流しそうめんが行われたことにちなんだ。「来年も良い流れを呼び込めますように」との願いも込めたという。
佐藤由紀代さん(49)=同市三野町太刀野、団体職員=が縦2・7メートル、横3メートルの白布に、長さ約80センチの筆で一気にしたためると、約30人の観客から大きな拍手が送られた。
書は16年1月15日まで境内に飾られる。墨遊会は08年から箸蔵寺で書き納めを行っており、今年で8回目。