名西高校(石井町)で、小学生向け書道教室があり、同校芸術科1、2年12人が高川原小4~6年生22人に手ほどきした。

小学生に筆遣いを指導する名西高生=石井町の同校

 児童から夏休みの宿題で書きたい文字を事前に聞き取り、見本を用意。生徒は「そこで力を入れて」「もう少し細く」などと声を掛けたり、児童の筆に手を添えたりした。

 うちわ作りにも取り組み、児童が好きな言葉を書き込んだり、和紙を貼るなどして装飾したりした。6年の浜本凌君(11)は「最初より上手に書けるようになり、褒めてもらえてうれしかった」。芸術科2年の内田志乃さん(16)は「みんな理解が早く驚いた」と話した。