小説家瀬戸内寂聴さん㊥ 人生の終焉を見つめ、書く 原動力は66歳年下の秘書 生誕100年 瀬戸内寂聴物語 2022/12/02 05:00 保存 記事を保存 × 有料プランをご購読の方のみご利用いただけます 新規会員登録 ログイン 印刷 twitter facebook line 瀬戸内寂聴さんが89歳で泉鏡花文学賞に輝いた短編小説集「風景」の単行本の帯には「最後の自伝的小説」の文字が躍った。しかし、90代も寂聴さんは書きに書いた。一周忌に合わせ今年9月末に出版された短編集「あこがれ」は、亡くなる1カ月半前まで文芸誌「新潮」に連載した作品をまとめた本当の「最後の短編小説集」となった。 寂聴さんの最晩年の原動力になったのは、若い秘書の存在だった… 残り1121文字 会員登録で続きをお読みいただけます。 記事が読み放題 紙面ビューアーが使える マイページに記事を保存 会員に登録する サービス詳細を見る ログインする