復刻合本改訂版「酒巻和男の手記」が日本自費出版文化賞で入選したことを受け、関係者や支援者を招いた祝賀会が3日、徳島市の徳島グランヴィリオホテルで開かれた。太平洋戦争の日本軍捕虜第1号となり、戦後はブラジル・トヨタの社長も務めた酒巻和男さん(阿波市出身、1918~99年)の長男潔さん(73)=愛知県豊田市=と、ブラジル徳島県人会の原田昇会長(80)=徳島市出身、サンパウロ市=が初めて面会し、酒巻さんの思い出を語り合った。

 原田さんは…