350万人目の来館者となり、遠藤市長(右)から花束を受け取る関貫君=徳島市立図書館

 2012年4月に徳島駅前に移転した徳島市立図書館の来館者数が31日、350万人を超えた。

 350万人目になったのは大松小2年の関貫陽天君(7)。遠藤彰良市長らが花束と記念品を贈った。関貫君は「大勢の人にお祝いされてびっくりした。科学の本が好きなので、もっと来て読みたい」と話した。

 同館はアミコビル5、6階の延べ約3200平方メートル。蔵書は市中央公民館(徳島町城内)にあった旧館の約30万冊から約50万冊になった。絵本の読み聞かせ会や映画上映会など年約800回のイベントを開き、年50万~58万人が訪れる。貸し出し冊数は移転前の61万2700冊(11年度)から111万8207冊(17年度)に増えた。