全国高校総体の総合開会式で入場行進する徳島県選手団=三重県伊勢市の県営サンアリーナ

 全国高校総合体育大会(インターハイ)は1日、皇太子さまを迎えて三重県伊勢市の県営サンアリーナで総合開会式が行われ、開幕した。東海4県を中心に20日まで31競技が実施される。徳島県勢はヨットを除く30競技に480人(男子272人、女子208人)がエントリーし、熱戦を繰り広げる。

 大会の愛称は「2018 彩る感動 東海総体」。開会式では47都道府県の選手団が入場行進した。徳島県選手団(団長・中田寛志県高体連会長)は12番目に登場。旗手を務めた鳴門渦潮陸上部の吉田康晟主将を先頭に、16人が藍地に白で徳島と書かれた小旗を振りながら行進した。

 出場選手を代表し、亀山ウエートリフティング部の谷川龍人と津商業女子バレーボール部の三林愛理の三重県選手が「品位と情熱と結束を胸に、関係する全ての人への感謝を忘れず正々堂々、全力で競技する」と宣誓した。

 初日の徳島県勢は、愛知県の愛知池漕艇場で行われたボートに徳島市立勢が出場。男女4種目で準々決勝に臨んだが、いずれも準決勝には進めなかった。