「二礼二拍手一礼」の参拝方法を学ぶ女性=鳴門市大麻町板東の大麻比古神社

「二礼二拍手一礼」の参拝方法を学ぶ女性=鳴門市大麻町板東の大麻比古神社

 鳴門市大麻町板東の大麻比古神社で26日、正月に巫女(みこ)を務める女性の研修会があり、徳島県内外の高校生や大学生ら16~26歳の28人が礼儀作法を学んだ。

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 圓藤恭久宮司(75)が「気持ち良く参拝してもらえるよう、また自分の成長にもプラスになるよう、何ができるか考えながらご奉仕してほしい」とあいさつ。白衣と緋(ひ)袴(ばかま)、朱色の髪ひもを身に着けた女性は、神職から「二礼二拍手一礼」の参拝方法や、体の前で両手を重ねる基本姿勢、立ち居振る舞いなどを学んだ。授与所で参拝客に接する練習も行った。

 大みそかから1月9日まで初詣客らにお守りなどを手渡す。浅野未来(みく)さん(22)=吉野川市鴨島町知恵島出身、甲南女子大4年=は「作法を学び心構えができた。すてきな新年を迎えてもらえるよう、気を引き締めたい」と話した。

 同神社には2022年の正月三が日に約20万人が参拝した。23年も前年並みになる見込み。