2023年、「野球のまち・阿南」が生んだ大型左腕がプロ球界へと羽ばたく。中日から3位指名され「1軍で登板し、チームの順位アップに貢献したい」と1年目の目標を掲げる阿南光高校の森山暁生投手(17)。こだわりの直球をさらに磨き、心技体全てを鍛え、憧れの舞台でも輝きを放つ。
「焦らずに、まずは体づくりをしていけばいい」。昨年12月1日、名古屋市のホテルで行われた新人選手入団会見の後、両親と一緒に立浪和義監督にあいさつに出向いたところ、励ましを受けた。「直接メッセージをいただき、うれしかった。周りの選手に食らい付けるだけの体力をつける」と決意を新たにした…
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