華やかな演舞で観客を魅了した踊り子ら=徳島市の阿波おどり会館

華やかな演舞で観客を魅了した踊り子ら=徳島市の阿波おどり会館

 徳島市の阿波おどり会館で2日、会館の専属連による新春特別公演が始まった。公演は計3回あり、観光客や帰省客ら延べ約250人が楽しんだ。3日まで。

 専属連の連員17人が新春らしい華やかな舞台を繰り広げた。鳴り物の説明や踊りを指導するコーナーもあり、観客は頭に手ぬぐいを巻いたり、うちわを振ったりして楽しんだ。公演終盤には、さまざまな踊り方を取り入れた「阿波の七変化」という舞台を披露し、観客を魅了した。

 神奈川県厚木市から家族旅行で訪れた堀尾夏香さん(9)=厚木小3年=は「阿波踊りの本場で初めて見て感動した。実際に踊ってみると、難しかったけれど楽しかった」と話した。

 公演は3日も午後1時からと同2時、3時の3回で公演時間は各回40分。当日券は午前11時から会館1階の特設売り場で販売する。