小松島市出身で筑波大大学院1年の井内優輔さん(23)が、自身も出場する4、5両日の徳島駅伝を修士論文のテーマに選び、研究を進めている。子どもや大人が同じチームで練習して健脚を競う大会が、学校の運動部活動を民間や他団体に委ねる「地域移行」のモデルになるのではと着想。「地域に根付いた徳島駅伝の可能性を明らかにして、新しいスポーツ活動の在り方を提言したい」と意気込む。