新春の阿波路を駆ける第69回徳島駅伝は4日、海陽町-那賀町-勝浦町―徳島市間の13区間、76・5キロの南方コースで2日間にわたるレースの幕を開けた。新型コロナウイルス感染対策などで前回に引き続き、大会期間を3日間から2日間に短縮してレースを実施する。全16郡市(名東郡はオープン参加)の選手は郡市代表の誇りと地元の期待を胸に、懸命な走りでたすきをつなぐ。
スタート地点の海陽町の海部駅は気温2度。穏やかに晴れた絶好のレース日和となった。午前8時5分、三浦茂貴海陽町長の号砲で1区の中学生男子選手15人が一斉に飛び出し、北に向かった。