3日の開会式で幕を開けた第69回徳島駅伝(徳島陸協、徳島県、徳島新聞社主催)は、全16郡市(名東郡はオープン参加)の代表選手が4、5日の2日間、25区間、149キロで白熱のレースを繰り広げる。
「関係者の皆さん、応援してくださる地域の方々に感謝し、『ブラボー!』と称賛されるような走りで最後の1秒まで心を燃やし、全力で走り切ることを誓います」
開会式で選手宣誓した海部郡の才力慎也主将(県庁)。昨年のサッカーワールドカップ(W杯)で日本代表の長友佑都選手が連呼して流行した「ブラボー」を盛り込み、堂々と大役を務めた。
社会人になってからフルマラソンに挑戦。徳島駅伝には29歳で初出場し、今大会が3回目となる。長距離に取り組み始めてからは、同郡の中心選手だった父・伸隆さんのアドバイスも受けている。才力主将は「地元の県南コースでは楽しみながら走り、人々に元気と勇気を届けたい」と話した。
第69回徳島駅伝のコースや過去大会の成績をまとめています
https://www.topics.or.jp/list/content/ekiden2023