3日の開会式で幕を開けた第69回徳島駅伝(徳島陸協、徳島県、徳島新聞社主催)は、全16郡市(名東郡はオープン参加)の代表選手が4、5日の2日間、25区間、149キロで白熱のレースを繰り広げる。
男子10回、女子7回となる永年出場競技者11人(男子8人、女子3人)が表彰され、代表して男子は三好郡の河野直登(26)=コスモス薬品=、女子は那賀郡の大西理子(19)=天理大=が表彰状を受け取った。
河野はバスケットボール部だった三加茂中3年時に初出場。池田高、四国大時代は陸上部ではなかったが、徳島駅伝は10年連続で走っている。「週3回の合同練習から全員で支え合い、本番でたすきをつなぐことが喜び。今大会は10回目出場の意地を見せたい」と決意を語った。
大西は木頭中1年時に駅伝と出合った。中学時代は卓球部だったが、駅伝が好きになり、富岡東高では陸上部に所属。3年時にチームは全国高校駅伝に出場した。「長距離は苦しいけど、走り切った後に達成感が感じられる。今年もベストを尽くす」と話した。
永年出場競技者は次の皆さん。
▽男子 土壁和希(海部郡)龍田祐貴(那賀郡)田中優大(名西郡)大倉秀太、橋本尚斗(以上吉野川市)山下大輔(美馬郡)河野直登(三好郡)藤諒健(名東郡)
▽女子 大西理子(那賀郡)近藤紗貴(阿波市)川原悠華(三好郡)
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第69回徳島駅伝のコースや過去大会の成績をまとめています
https://www.topics.or.jp/list/content/ekiden2023