地元のボランティアらから提供された花材を使って作品を生ける假屋崎さん=美馬市脇町の吉田家住宅
華道家で美馬市観光大使の假屋崎省吾さんが4日、同市脇町のうだつの町並みにある市指定文化財・吉田家住宅などを会場に開かれる華道展「うだつをいける―飛翔繚乱(りょうらん)―」の出展作の制作を始めた。今回は15回目で8日に開幕する。
地元の洋ラン総合メーカー河野メリクロンが提供したシンビジウムやオンシジウムのほか、ボランティアらが市内の山から切り出したマツやナツミカンなど約40種類の花材を用意した。吉田家住宅には市や美馬観光ビューローの職員、ボランティアら約40人が集まり、假屋崎さんから指示を受けて花材を運んだり、つぼに生けたりした。
展示期間は、吉田家住宅と洋ラン展示販売施設あんみつ館が2月26日まで。オデオン座は1月18日から2月23日まで。初日の8日は假屋崎さんのサイン会も行われる。
入場料は、吉田家住宅が前売り800円、当日千円。オデオン座は前売り300円、当日400円。小中学生はいずれも半額。あんみつ館は無料。
問い合わせは美馬観光ビューロー、電話0883(53)8599。
