STU48せとうち航海日誌第108回今回の当番クルー：石田千穂さん（広島県出身）｜文化・芸能｜PICKUPニュース

　２０２３年は、STU48にとって初の元日公演を行いました。他の48グループが元日公演をしているのは見ていて、いつかSTU48でもやってみたいと思っていたので、このたびは昼と夜の２公演に分かれて、メンバー全員が参加できたのがうれしかったです。

１日にグループ初となる元日公演を行った石田千穂さん（左から３人目）らSTU48メンバー＝広島県のWAKOゲバントホール

昨年話題を集めた楽曲「花は誰のもの？」では３人体制のトライアングルセンターを務めた石田千穂さん（左）と中村舞さん＝広島県のWAKOゲバントホール

元日公演には昼と夜の２公演に分かれてメンバー全員が出演して2023年のスタートを切った＝広島県のWAKOゲバントホール

　ステージでは、２２年が始まった頃はまだなかった「花は誰のもの？」公演を、こうして披露しているのが不思議な気持ちでもありました。そして思い返してみると、２２年のSTU48は「花は誰のもの？」という楽曲と共に成長して進んできたように思いました。

　この曲は、戦争のない平和への願いを込めた力強いメッセージソングです。今の時代にこそ日本のファンはもちろん、世界中の人に聴いてもらい、平和について考えるきっかけとなってほしいと感じる楽曲でした。

　曲の歌詞やダンスパフォーマンスに特化し、その魅力を最大限に伝えられる「ダンスリリックビデオ」を作っていただきました。その映像に世界各国の言語の字幕を付けたことで、世界中の人がユーチューブで見てくださり、たくさんのコメントもいただきました。この曲は、多くの人が平和について考えるきっかけになったんじゃないかなと感じました。

同じ１期生の峯吉愛梨沙さん（左）とポーズをとる石田千穂さん＝広島県のWAKOゲバントホール

２期生の立仙百佳さん（左）と共にパフォーマンスを披露した石田千穂さん＝広島県のWAKOゲバントホール

元日公演では２期生の吉田彩良さん（右）とステージを楽しんだ石田千穂さん＝広島県のWAKOゲバントホール

　２２年は本当に「花は誰のもの？」に引っ張ってもらいながら、活躍の場を広げられた一年だったと思います。これまで年末のレコード大賞やＮＨＫ紅白歌合戦は大きすぎる目標でしたけど、やっと確かな目標として定められ、全員で言葉にして目指すこともできました。結果的に紅白歌合戦に出演できなかったのは悔しかったけど、それは楽曲の力に頼っていて、グループの力がそれに全然追いついていなかったからだと思っています。

　２３年はグループ全体の力をつけるのが目標です。一人一人がいろんな場所で頑張って、グループに還元できるような年にしたいです。今年は「超えていけ」というスローガンを掲げています。今までの自分たちを超えるため、メンバーとスタッフ、そしてファンも含めた「Team STU48」として頑張っていきたいです。

2023年をSTU48にとってさらなる飛躍の年にすべく頑張ることを誓う石田千穂さん（最後列右端）らメンバー＝広島県のWAKOゲバントホール

　私は今年の一発目となる３月１日発売の９枚目シングルでセンターを務めさせていただきます。「花は誰のもの？」の後を受ける大切なシングルのセンターを務めさせてもらえることがとてもありがたいです。２３年がSTU48にとって、さらなる飛躍の年になるように全員で頑張ります。これからのSTU48から目を離さないでくださいね。最後まで読んでくださってありがとうございました。今年もどうぞよろしくお願いします。