監督として2度目の優勝を果たした徳島駅伝を「人生の本流」と表現し、酸いも甘いも味わってきた自らの記憶を思い返した。学生時代に「泣かず飛ばず」だった競技経験があったからこそ親身になって助言し、選手と苦楽を共にしてきた。準優勝だった昨年の雪辱を晴らし、「地道に努力すればかなわないことはない。選手に敬意を払いたい」と柔和な笑顔を浮かべた。