10日の「110番の日」を前に徳島県警は7日、プロ野球・巨人の増田大輝選手(29)=徳島市出身=に一日通信指令課長を委嘱し、110番の適切な利用を呼び掛けるキャンペーンを石井町のフジグラン石井で行った。
増田選手は県警通信指令課の新田敬一朗課長から委嘱状を受け取り、「110番は緊急時に県民と警察をつなぐホットライン。適切な利用にご理解とご協力をお願いします」とあいさつ。集まった買い物客らに啓発チラシなどが入ったグッズを配った。
同課の担当者による110番クイズや増田選手のトークショーのほか、県警音楽隊の演奏、警察車両の展示もあった。
増田選手からグッズを受け取った阿南市の今津小学校3年の井手端隼君(9)は「事件や事故を見掛けたら、落ち着いて110番したい」と話した。