大学入学共通テストを前に、松茂町の徳島阿波おどり空港で受け付けていた合格祈願の札が12日、太宰府天満宮(福岡県)に奉納された。
昨年11月から到着ロビー前に札掛けを設置。受験生らが、志望校合格や学力向上などの願いを記した834枚を掛けた。
日本航空(JAL)の午前11時半発福岡行きの出発前に式典があり、徳島空港ビルの森本義雄社長が、客室乗務員の成願(じょうがん)由美さん(45)に札を預けた。福岡行きに乗ったビル職員が福岡空港から太宰府天満宮まで運んだ。
札を寄せた人に福岡線の往復航空券などが当たるプレゼントの抽選もあった。札の奉納は徳島空港利用促進協議会が福岡線PRのため2005年から実施している。