チラシを手に四国酒まつりをPRする田村実行委員長=三好市池田町の阿波池田商工会議所

チラシを手に四国酒まつりをPRする田村実行委員長=三好市池田町の阿波池田商工会議所

 四国4県から集めた地酒の試飲などが楽しめる「第24回四国酒まつり」(実行委主催)が2月25日、徳島県三好市池田町の池田総合体育館で開かれる。開催時間を午前と午後に分けて来場者数を制限するなど、新型コロナウイルス感染防止策を講じる。屋内で催すのは4年ぶり。

 地元の「今小町」「三芳菊」をはじめ、香川の「凱陣(がいじん)」や高知の「亀泉」など約50銘柄の地酒が楽しめる。会場での密集を避けるため、開催時間を午前10時~午後0時半と午後1時半~4時に分け、各回の定員を千人とする。入場券は午前と午後の2種類販売し、購入した時間帯のみ利用できる。

 前売り券(1枚2500円)は先着順。セブンチケットやRakutenチケットで2月22日まで扱う。午前、午後とも定員の範囲内で当日券(3千円)も用意する。

 実行委は三好保健所や県の助言を得て感染防止ガイドラインを策定。入場時に手指消毒や検温を行い、試飲時以外はマスク着用を求める。二酸化炭素濃度を測定する機器で換気状況も確認する。

 まつりは例年2月に実施。新型コロナの影響で、2020年から3年連続で屋内での開催を中止した。実行委の田村和男委員長(63)は「催しを継承するためにもウィズコロナ時代のにぎわいづくりに挑戦したい」と話した。問い合わせは阿波池田商工会議所、電話0883(72)0143。