幾何学模様のシルエットを水面に映す枯れハス=鳴門市大津町段関

幾何学模様のシルエットを水面に映す枯れハス=鳴門市大津町段関

 鳴門市大津町のレンコン畑で、立ち枯れたハスの茎が夕暮れの水面に幾何学模様のシルエットを映し、冬の風情を醸し出している。

 日が徐々に西に傾き始めると、ユニークな姿が水面に浮かび上がる。まるで針金のオブジェのようで、シルエットは三角やハート型、ひし形などさまざま。

 レンコンはハスの地下茎。生命力が強く、地中に埋まった1本の種レンコンから新しいレンコンが生え、そこからまた、無数のレンコンが生える。