黄金色に実り、稲刈りが始まったハナエチゼン=阿南市中林町大切

 県内有数の早場米産地・阿南市見能林地区で稲刈りが始まり、黄金色に実った稲穂を刈るコンバインの音が一帯に響いている。

 約34ヘクタールでハナエチゼンとコシヒカリを栽培する同市中林町大切の農業粟飯原勝さん(48)は、1日から高さ約70センチに育った稲穂を収穫。「西日本豪雨や台風の影響はなく、品質は上々」と言う。

 JAアグリあなんによると、地区では約230戸が約350ヘクタールで栽培しており、例年並みの約780トンを県内や京阪神を中心に出荷する。収穫作業は8月末まで続く。