徳島新聞など四国の4新聞社による「四国活性化プロジェクト」の一環で、四国の魅力を発信する「#四国はイイトコ」アンバサダーに就いた松山市出身の水谷若葉さん(23)が16日、来県した。19日まで四国の名所を巡って動画を撮り、会員制交流サイト(SNS)などを通して魅力を全国に伝える。
都内の芸能事務所に所属している水谷さんは初日、鳴門市の鳴門公園などを巡った。世界の名画を陶板で再現した大塚国際美術館では、ミケランジェロがバチカンのシスティーナ礼拝堂に描いた天井画・壁画「最後の審判」、ゴッホ「ヒマワリ」の陶板画を鑑賞。その模様をスタッフが撮影した。
水谷さんは「大塚国際美術館はずっと来たかった場所。心臓がぎゅっとなるぐらい感動した。四国にはいい所がたくさんあるので、多くの人に知ってもらいたい」と話した。ほかに愛媛の道後温泉(松山市)、香川の父母ケ浜(三豊市)、高知の桂浜(高知市)などを巡る予定。動画はSNSのほか、3月下旬に都内の屋外ビジョンで紹介される。