松茂町のご当地カレーを提供するプレート=東京・白金台の「MuSuBu」

松茂町のご当地カレーを提供するプレート=東京・白金台の「MuSuBu」

 徳島県松茂町のご当地カレーや食材などを紹介するイベント「まつしげカレーフェスタ」が18日、東京・白金台のショールーム「MuSuBu」で始まった。22日まで。

 松茂町の海上自衛隊徳島教育航空群(徳教群)と陸上自衛隊北徳島分屯地の協力で商品化された「金曜日の金時カレー」と「蓮根(れんこん)キーマカレー」を、県産米などとセットにしたプレート(1800円)を提供。都内で結婚式場などを手掛け、MuSuBuを運営する八芳園と町が共同開発したキーマカレーパンや、町産のなると金時、レンコンなども販売している。

 プレートを味わった近くの看護師神戸(かんべ)理子さん(63)は「サツマイモの甘みが利いていて、マイルドな味わい」と満足そうに話した。

 町の交流拠点施設マツシゲートで2021年から毎年開かれている「カレーフェスタ」にならい、八芳園が初めて企画した。町と八芳園は昨年6月、農産物の販路拡大や観光振興に関する包括連携協定を結んでいる。