新型コロナウイルス禍が長引く中、徳島県内で献血をする人が減っている。県赤十字血液センター(徳島市庄町3)によると、2022年度の採血計画に対する達成率(4~12月)は91・96%で、コロナ禍前の19年度と比べ7ポイント近く減少した。センターは流行に伴う外出控えのほか、従来献血に協力的だった人の間でも感染者が増えている可能性があるとし、一層幅広い支援を呼び掛けている。