徳島県美波町奥河内の道の駅日和佐に20日、県南部で初となる紙おむつの自動販売機が設置された。子育て世代の外出を支援しようと、清涼飲料大手・ダイドードリンコが大王製紙などと取り組む共同活動の一環。
ダイドーの自販機で、大王製紙の2枚入り紙おむつ(M、Lサイズ)とお尻ふきをそれぞれ240円で販売している。缶コーヒーやお茶なども買え、飲料と紙おむつの取り出し口は別にした。
道の駅日和佐は国土交通省から子育て応援施設の重点整備箇所に指定されていることから、ダイドーが設置を決めた。担当者は「ドライブや旅先で困ったときに利用してもらいたい」と話している。
ダイドーなどは2019年11月以降、紙おむつ自販機を全国約300カ所に設置。県内では道の駅「みまの里」(美馬市)や「くるくるなると」(鳴門市)などにあり、美波町は7カ所目。