結成50年を迎えた東京・高円寺の天狗連が14日、本場の演舞場を踏んだ。
連単独としては20年ぶりの出場。連員約70人が藍場浜、紺屋町両演舞場に繰り出した。
1965年結成の連は71年、高円寺と徳島の姉妹連第1号として平和連と縁組。本場の技術をいち早く取り入れたとあって、淡い黄の浴衣を身にまとった華やかな女踊りを先頭に、優雅な正調で観客を魅了した。
喜入(きいれ)恭子連長(36)=東京都杉並区、会社員=は「本場で踊れる喜びをかみしめながら一歩一歩進んだ。感動して涙を流す連員もいた」と感激していた。