嵯峨天皇を始祖とする生け花の嵯峨御流華道徳島司所は22日、徳島市のJRホテルクレメント徳島で新春特別研究会「いま、いのりの花を!」を開いた。会員46人が新型コロナウイルス禍の収束を願い、見る人の心を清める生け方「荘厳華(しょうごんか)」を学んだ。

 講師を務めた嵯峨御流華道芸術学院(京都市)の村上巨樹(なおき)学院長(51)=兵庫県姫路市=が、荘厳華は真言密教の宇宙観「六大(地水火風空識)」を…