特別交付税の配分額を不当に減らされたとして、つるぎ、石井、板野の3町が徳島県に計約1億1534万円の損害賠償を求めた訴訟の口頭弁論が23日、徳島地裁で開かれた。島戸真裁判長は被告の県に、特別交付税の特殊財政需要分をどのように算定したか明らかにするよう求めた。県の弁護士は「可能な範囲で対応する」と述べるにとどめた。