牛や豚のホルモンが24時間365日買える無人店舗「無人ホルモン直売所」が徳島市末広3に26日、同市吉野本町1に27日、オープンした。飲食店経営の「藤」(岩手県)が23都府県に88店舗をフランチャイズ展開しており、徳島県内では吉野川市鴨島町に昨年12月オープンした「鴨島店」に続いて3店舗目。
ホルモンは、藤が自社工場で焼き肉や鍋用に加工して急速冷凍し、各店舗に配送する。徳島県内の3店では牛ハラミやハツ(心臓)、ミノ(胃)など約20種類を各1袋(内容量は部位により異なる)千円で販売。焼き肉のタレやモツ鍋つゆも取り扱う。店内の冷凍ケースから好きな商品をとり、設置されている料金箱にその代金を入れて購入完了となる。
徳島吉野本町店はパーソナルジムを手掛ける「ネクステッジ」(徳島市)、末広店と鴨島店は化粧品やヘアケア商品を製造・販売する「R・T」(上板町)がそれぞれ運営。末広、鴨島の両店ではピザ(1枚700円、3枚2千円)やアイスクリーム(3個千円)も販売している。
R・Tの阿部光智取締役(46)は「気軽にホルモンを楽しんでほしい。コラーゲンが多く含まれているものや、高たんぱく低カロリーな部位もあり、多くの方にお薦めできる」とPRした。(鈴江宗一郎)