応募作品を読む審査員ら=徳島市の徳島新聞社

応募作品を読む審査員ら=徳島市の徳島新聞社

 第14回徳島県新聞感想文コンクール(徳島新聞社主催)の1次審査が29日、徳島市の同社であり、応募作品1万4133点から最終審査に進む166点を選んだ。

 県内の教員28人が審査。小学1~3年と同4~6年、中学校、高校の4部門で、それぞれ37~45点に絞り込んだ。

 小学4~6年の部では、校則に関する記事を取り上げ、児童の目線で理想のルールを提案する作文が目立った。中学校の部では、沖縄戦やロシアによるウクライナ侵攻に関する記事をテーマに、自分たちの世代ができることを考えた作品が多かった。このほか、家族の世話や介護を担う子ども「ヤングケアラー」の県内の実態を踏まえ、対応策を考える応募作もあった。

 2月12日の最終審査で部門ごとの最優秀賞などを決め、26日に表彰式を行う。