3月31日に告示される徳島県議選(全13選挙区)まで2カ月となった。年明け以降の徳島新聞の取材に、名西(定数2)選出で自民党県連幹事長の岩丸正史氏(70)ら同党の現職3人が立候補を見送る考えを示した。無投票となる選挙区は、新たに名西が加わり、過去最多の8選挙区となる可能性がある。
3人は岩丸氏のほか、阿南(4)の岩佐義弘(51)、吉野川(2)の増富義明(56)の各氏。いずれも県議会最大会派の県議会自民党に所属している。岩佐氏は、任期満了に伴う今秋の阿南市長選に出馬する意向だ。
既に立候補しない意向を示している美馬(2)、海部(2)、板野(4)の3選挙区の現職計3人(うち県議会自民党が2人、新風とくしまが1人)と合わせ、出馬しない議員は現時点で計6人となっている…
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