自民党山口県連は30日、安倍晋三元首相の死去に伴う衆院山口4区補欠選挙の候補者として、公募を踏まえて山口県下関市の吉田真次市議(38)を選出し、党本部に公認申請すると決めた。吉田氏は安倍氏の後援会幹部や妻昭恵さんから後継として打診を受け、既に立候補を表明していた。県連によると、今月実施した公募には吉田氏を含む10人が応募し、うち6人が有資格者として審査に臨んだ。
山口市内で開いた県連常任総務会の会合で決定。友田有幹事長は記者団に「自民党への思いや主要な政策などについて話していただいた結果、吉田氏が適任だった」と述べた。