週明け30日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=129円台後半で取引された。

 午後5時現在は前週末比35銭円高ドル安の1ドル=129円59~61銭。ユーロは50銭円高ユーロ安の1ユーロ=140円79~83銭。

 政策提言組織の令和臨調が30日、政府と日銀の共同声明に絡む緊急提言を公表。日銀が金融緩和策の縮小に動くとの観測が強まり、円買いドル売りが広がった。

 今週は米国の金融政策を議論する会合や米雇用統計が控える。市場では「積極的な売り買いがしづらく、取引が交錯した」(外為ブローカー)との声が聞かれた。