徳島県は築50年近くになる鳴門オロナミンC球場(鳴門市)の内野スタンドを全面改築し、2026年度中にリニューアルオープンさせる。現在より3500人多い2万人を収容し、プロ野球の公式戦誘致を目指す。ただ、地方での試合数は限られている上、各自治体も誘致に力を入れており、実現できるかは見通せない。
県内では、1975年に同球場であった日本ハム対阪急戦を最後に公式戦が開かれていない。県は2015~17年度に約11億円を投じ、照明塔6基をプロ野球規格に更新。誘致を試みたが、多くの球団からスタンドの狭さや老朽化による設備の安全面などを不安視され、断念した…
残り857文字