定例法話でパリの同時多発テロを非難する寂聴さん=京都市の寂庵

 徳島市出身の作家で僧侶の瀬戸内寂聴さん(93)が15日、京都市の寂庵で定例の法話を開いた。フランス・パリでの同時多発テロに触れながら「恐ろしい時代であっても大切なのは心。自分を信じて心のままに生きましょう」と呼び掛けた。

 寂聴さんは、世界各地を訪れた中で「パリが一番好き」と語り、「大好きなパリで、何もしない人が殺されるなんて恐ろしいこと。日本にだっていつ来るかもしれない」とテロ行為を非難した。

 自衛隊活動を拡大する安全保障関連法を成立させた現政権を重ねて批判し、それに反対する大学生らの団体「SEALDs(シールズ)」を称賛。「次の選挙で巻き返すという思いは同じ。今に見てろという気持ちね」と話した。

 この日は約160人が参加した。法話は今回が年内最後で、1月に再開する。