大規模災害に備え、町内会などコミュニティー単位でまとめる地区防災計画の作成が徳島県内で進んでいない。自治体ごとに策定する地域防災計画より実効性があるものの、行政の周知不足もあり、作っているのは4市町の17地区にとどまる。県は地区防災計画を県内の全市町村に広げようと、海陽町と連携。2022年11月から町内2地区をモデルに計画作りを支援しており、作成過程やノウハウをマニュアル化して各自治体に示す。