【台北共同】台湾の蔡英文総統は2日、訪台している米インド太平洋軍のデービッドソン前司令官と総統府で会談した。双方は台湾統一圧力を強める中国に対抗するため、米台関係を一層強化することで一致した。総統府が発表した。
中国外務省の毛寧副報道局長は2日、定例記者会見で米台間の当局者の往来や軍事的連携に反対する考えを重ねて強調し「米国は台湾海峡の緊張に新たな要因を加えるのをやめるべきだ」と述べ、反発した。
デービッドソン氏は先月、共同通信の取材に、中国の習近平指導部の3期目任期が満了する2027年までに中国が台湾を攻撃する可能性があるとの見解を再確認した。