【キーウ共同】ウクライナ非常事態庁は2日、東部ドネツク州でウクライナ側が拠点とするクラマトルスクの集合住宅に1日夜、ロシア軍のミサイル攻撃があり、3人が死亡し18人が負傷したと発表した。
ゼレンスキー大統領は1日のビデオ声明で、東部でのロシア軍の攻撃が明確に増加し「状況は厳しくなっている」と指摘。今月24日に侵攻から1年を迎えるのに際し「何らかの戦果を得ようとしている」と警戒した。
マリャル国防次官は1日、ウクライナ軍が昨年10月に奪還したドネツク州の要衝リマンの方面でロシア軍が攻勢をとり、「われわれの守りを打ち破ろうとしている」と指摘した。