WBCに向け、大会公式球で練習する広島・栗林=日南

 WBCに向け、大会公式球で練習する広島・栗林=日南

 3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で使用する球への順応に励んでいる。広島の守護神、栗林は2日、宮崎・日南キャンプでブルペン入りし、大会公式球で46球を投じ「カーブはイメージ通りに投げられるようになってきた」と手応えを口にした。

 キャッチボールや遠投でも感覚を磨いているが「滑る、重い、でかい」と表現する球は握りにくいようだ。直球はシュート回転し、フォークボールは思うような角度ではなく「チェンジアップ気味」に落ちるという。

 試行錯誤を続け「WBCの球に慣れたら日本の球を使った時も良くなるのかな。遠投でしっかり体を使って回転数を上げていきたい」と話した。