トヨタ自動車などでつくる商用車連合と福岡県が、JR九州が今夏にバス高速輸送システム(BRT)で復旧させる日田彦山線で、水素で走る燃料電池車(FCV)バスの実証運転を行うことが3日分かった。3者が8日に詳細を発表する。
日田彦山線は2017年の九州北部の豪雨で被災し、不通となっていた添田(福岡県添田町)―夜明(大分県日田市)間がBRTで復旧予定だ。この一部区間でFCVバスを試運転する。東京都の路線バスなどで導入済みのFCVバスに比べ車体は小さくなる見込み。
JR九州はBRT区間で小型の電気自動車(EV)バスと中型ディーゼルバス計6台の導入を決めている。