徳島新聞社と徳島大の連携プロジェクト・まちしごとファクトリーの実践型ワークショップ「スモールビジネス開発室」の2回目の合宿が12日、三好市池田町の施設「heso camp(へそキャンプ)」で始まった。起業を目指す県内外の6人が参加し、ネットショップ、足湯、古民家改修など、それぞれのプランを発表した。三好で既に起業している人たちからアドバイスをもらいながら、練り込んだ。
参加者は11月の1回目の合宿以降、検討してきたプランを発表。へそキャンプのオーナー、西崎健人さん(31)のほか、IT、デザイン、飲食などの事業を営む先駆者3人から意見を聞いた。
事業のニーズや採算の見通し、客層の設定などアドバイスは多岐にわたり、参加者はメモに書き留めながら熱心に質問を投げ掛けていた。13日も行い、プランを確定させる。
プロジェクトはスモールビジネスの起業や空き家の利活用で地域活性化を図るのが狙いで、8月にスタート。次回合宿は来年2月18~20日にあり、空きスペースを活用した模擬起業に挑戦する。
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