14日はバレンタインデー。お出掛けプランを思案中の人も多いのではないでしょうか。そんな2人にぴったりの県内お薦めスポットを挙げてみました。
▽恋人の聖地・牛岐城趾(じょうし)公園(阿南市富岡町)
全国137カ所ある「恋人の聖地」に県内で唯一選ばれています。「キラキラ・ドーム」と呼ばれる大きな半球形のイルミネーションをはじめ、城山の階段や周囲の木々にもLED照明が取り付けられ、日没後は淡い光に包まれて不夜城のような雰囲気が醸し出されます。
▽鳴門スカイラインから眺める♡アイランド(鳴門市ウチノ海一帯)
ウチノ海に浮かぶ無人島の鏡島が、空から見るとハートの形をしていると話題になりました。島は鳴門スカイラインの途中にある四方見展望台などから望めますが、角度の関係でハートには見えないそう。その代わり、展望台に設置された案内看板のQRコードからドローン撮影の動画が視聴できます。
▽祖谷のかずら橋(三好市西祖谷山村)
「つり橋効果」をご存じでしょうか。つり橋のような不安や恐怖を感じる場所で一緒に過ごすと、恋愛感情や親近感を抱きやすくなると言われています。そんな効果を狙うならここ。橋の長さ45メートル、水面からの高さは約14メートル。隙間だらけの橋を一緒にこわごわ渡るうちに、2人の距離がぐっと縮まるかもしれません。
▽四国霊場7番札所・十楽寺(阿波市土成町)
印象的な朱色の鐘楼門が目印。境内に祭られている「愛染明王」は恋愛を司る仏様だそうです。最近はお堂に造花を飾ったり、かわいいイラストが付いた御朱印を作ったり。若い世代に気軽に参拝してもらおうと、いろいろなアイデアを実現しています。
▽眉山からの夜景(徳島市)
「100万ドル」とは言えませんが、徳島の夜景も負けていません。徳島駅前から眉山麓に続く通りの明かりやビル群の照明がなかなか壮観。眉山ロープウエー山頂駅屋上展望台に設置されている高さ6メートルの眉華鏡(まゆげきょう)は、日本最大級のLED万華鏡モニュメントです。下部の通路から見上げると、LEDと万華鏡がコラボして刻々と変化する光の演出が楽しめます。
▽神山森林公園イルローザの森の「生け垣迷路」(神山町)
約3千本のサザンカを植えて作られた迷路は延長849メートル、高さ約2メートル。よほどの高身長でなければ、足を踏み入れると姿は見えません。一緒に迷路を解くのもよし、出入り口から別々に入って迷路の真ん中で落ち合えるか試すもよし。迷子になっても脱出ルートは用意されているそうなので安心してください。
▽四国最東端の蒲生田岬(阿南市椿町)
四国で最も早く日の出を拝めることから日の出スポットとして知られています。海に突き出した岬は周囲に人工の光が少なく、夜の星空観察にも向いています。天の川を見上げれば盛り上がること間違いなし。灯台に向かう遊歩道の出発点に置かれているのは、石のモニュメント「波の詩」。ハートをイメージした空洞から顔をのぞかせてツーショット写真を撮るなど、カップルらに人気のアイテムになっています。