徳島県鳴門市里浦町で、特産のなると金時の畑に青や緑のネットが張り巡らされ、幾何学模様を描き出している。
ネットは高さ約50センチ。冬場の強風で畑から砂が飛ばされないよう、各農家が風向きを考えて設置している。小型無人機ドローンで上空120メートルから眺めると、三角や四角、コの字などさまざまな模様が白い砂地に浮かび上がる。
里浦町では海岸沿いの畑でブランドの「里むすめ」を栽培。多くのミネラルを含み通気性に優れた砂は、サツマイモ作りに適している。2月下旬から3月中旬にかけてネットを外し、苗の植え付けが始まる。1・5ヘクタールで栽培する50代男性は「砂は大切な資源なのでネットで守っている。収穫するのが楽しみ」と話した。
【動画URL】https://youtu.be/6HFT0DeFle8