太陽の周りにできた光の輪「日暈」=6日午前11時6分ごろ、神山町阿野のタカガワ東徳島ゴルフ倶楽部(山口さん提供)

太陽の周りにできた光の輪「日暈」=6日午前11時6分ごろ、神山町阿野のタカガワ東徳島ゴルフ倶楽部(山口さん提供)

 6日午前11時すぎ、神山町阿野で太陽の周りに光の輪ができる「日暈(ひがさ)」と呼ばれる現象が見られ、阿波市阿波町高垣の主婦山口佳子さん(58)が写真に収めた。

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 徳島地方気象台によると、上空の高い位置に薄い雲がかかっているとき、雲の中にある氷の粒で太陽光が屈折、反射して起きる。低気圧が接近して天気が下り坂になる前触れでもある。気象台は「現象としては珍しくないが、写真のようにきれいに見られる時間帯や場所は限られそうだ」としている。

 山口さんは、タカガワ東徳島ゴルフ倶楽部で友人とゴルフを楽しんでいる最中に発見した。「神秘的な光景で、何か良いことが起きるような気持ちになった」と話した。

 日暈は同時刻ごろ、松茂町豊岡の月見ケ丘海浜公園でも本紙記者が確認した。