三好市山城町に伝わる妖怪の伝承地などを歩くイベント「大歩危遊覧船と妖怪めぐりジオツアー」が、3月25日に開かれる。妖怪伝説の由来や地形との関係を知ってもらおうと、地域おこしに取り組む地元の住民団体「山城戦国 国ざかいめぐりの会」などが企画した。参加者を募っている。

 山城町の観光施設「大歩危峡まんなか」内にある、地質や地形を紹介する市の情報発信室「とこじお」に集合。ガイドの解説を交えながら、妖怪の木彫り像が点在する藤川谷川沿いの伝承地などを約3時間(約3・4キロ)かけて歩く。傾斜地農法の説明などもある。

 その後、バスでまんなかに戻り、妖怪をモチーフにしたオリジナルカレーの昼食を取り、遊覧船に乗る。参加者にはホテル大歩危峡まんなかの入浴券を贈り、温泉を楽しんでもらう。

 定員20人で先着順。料金は1人7500円(小学生以下6500円)。問い合わせは、電話090(1918)4565か、090(2788)9992。