米ニューヨークの国連本部(共同)

 米ニューヨークの国連本部(共同)

 【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会の北朝鮮制裁委員会の下で制裁違反を調べる専門家パネルは6日までに、制裁委に年次報告書を提出した。ロイター通信は報告書の内容として、北朝鮮傘下のハッカー集団が2022年にサイバー攻撃で盗んだ暗号資産(仮想通貨)は年間で過去最高額だったと報じた。

 ロイターによると、報告書は窃取額が為替によって変動するため、韓国政府は6億3千万ドル(約835億円)、サイバーセキュリティー企業は10億ドルと推定したが、いずれにしても過去最高だったと指摘した。