バイデン米大統領の一般教書演説を控える連邦議会議事堂=6日、ワシントン(ズーミングしながら撮影、ロイター=共同)

 バイデン米大統領の一般教書演説を控える連邦議会議事堂=6日、ワシントン(ズーミングしながら撮影、ロイター=共同)

 【ワシントン共同】バイデン米大統領は7日夜(日本時間8日午前)、上下両院合同会議で一般教書演説に臨む。米軍が中国の偵察気球を撃墜した直後で、緊張が高まる中国との関係を巡り、どのような対応策を示すかが焦点となる。欧州や日本を含む同盟国との結束を強化し、ロシアが侵攻を続けるウクライナへの支援の継続も表明するとみられる。

 バイデン氏は6日、ホワイトハウスで記者団に、気球撃墜は正しい判断だったとし「米国は引き下がらない」と強調した。演説では米中の衝突を防ぐため責任を持って両国関係を管理する必要性を訴えるとみられるが、関係の立て直しには時間がかかりそうだ。