徳島県は7日、新型コロナウイルス対策本部会議を県庁で開き、県民に警戒を促す「とくしまアラート」を「感染拡大初期(レベル2)」から1段階引き下げ、最も低い「感染小康期(レベル1)」とした。1月中旬から感染者数の減少傾向が続き、病床使用率が基準を下回っているため。
直近1週間の感染者数は2307人で前週の2863人の0・81倍となっている。2月7日発表の病床使用率は26・7%で、レベル2の基準である「おおむね30~50%」を8日連続で下回った。
7日発表の新たな感染者は10歳未満~90代以上の433人で、県内の感染者は累計16万316人。80代以上の2人が亡くなり、死者は累計391人となった。
県は高齢者施設などでの集団感染や、インフルエンザの流行が懸念されるとして、引き続き、基本的な感染防止対策の徹底を呼び掛けている。